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【話題】「周りの辺の長さが8cmの正方形」 なぜ多くの人が勘違いしたのか?

2026年7月21日話題
【話題】「周りの辺の長さが8cmの正方形」
なぜ多くの人が勘違いしたのか?

X(旧Twitter)で少し話題になっている数学(算数)の問題をご存知ですか?

「周りの辺の長さが8cmの正方形」をどう描くか、というシンプルな問題なのですが、勘違いをしてしまっていませんか。

今回は、なぜそのような勘違いが起きてしまうのか、文章を読んだ瞬間に感じる「違和感」の正体を、言葉の定義から深く解剖してみたいと思います!

論理的な謎解きを楽しんで、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

X上で話題の「8cmの正方形」問題

X上で少し話題になっている、「周りの辺の長さが8cmの正方形」の問題。

4cm×4cmのマス目(方眼)がありこれに対して、④周りの辺の長さが8cmの正方形という問題文になります。

④とあるのでおそらくは続き物の問題で、この本願用紙に図形を書きなさいのような文言が最初にされているのではないでしょうか。

この問題がなぜまず話題になっているかというと、この問題を見た際に、「4cm×4cmのマス目(方眼)の中に、この図形は描くことができないのではないか」という投稿があったところから始まります。

しかし実際は、2cm×2cmの正方形を描けばこの問題が正解になるということが分かります。

一方で、そのXの投稿者は、おそらく一辺が8cmの正方形を描かなければいけないという風に考えてしまったのではないでしょうか。

なぜ勘違いが起きてしまったのか?

そこで、なぜこのような間違いが起こってしまったのかを解剖してみたいと思います。

確かに、周りの辺の長さが8cmの正方形という文章を見た時に、少し違和感のある文章だなという風に感じました。

一方で、この問題を見た瞬間に、きちんと2×2の正方形を描けばいいという風に思いはつきました。

そこで何が違和感があるのかを、しっかりと分析をしていきたいと思います。

言葉の定義を確認してみよう

まずこれを考えるにあたって、定義をきちんと決め、定義について理解をしていかなければいけません。1つずつ確認をしていきましょう。

まず「周り」ですが、周りの定義としては、物の周辺に対してそれらを取り囲むもの、というような定義があります。
例えば「池の周りの道」だったり、「駅の周りのビル」という風にあるものに対して別のものが囲うというような理解をすれば問題ないと思います。そこまで難しくないと思います。

続いて「辺」です。
辺の定義としては、多角形であったり立体において、多角形の場合、図形を囲むそれぞれの線分のことを指します。
つまり三角形なら3つの辺を持ち、四角形なら4つの辺を持ちます。
ということは、「辺」という言葉単体では、1本の線を指すわけですね。

次に「長さ」
長さは、ある物の端から端までの大きさのような認識で問題ないと思います。ここまで疑問に思う人はいないと思います。

最後に「正方形」ですが、正方形は4つの辺の長さが全て等しく、かつ4つの角の角度が全て等しい四角形のことを言います。

違和感の正体は「辺」と「周り」の組み合わせ?

この中で言うと、長さと正方形の定義はあまりこの文章の違和感には関係がないと感じられると思います。

じゃあこの文章を分かりづらくしてしまっている要因、それが多分「周り」と「辺」なわけですね。

なぜこれが分かりづらくなってしまっているかというと、辺というものが先ほども言った通り、線分なわけです。つまり、その前に数を表す言葉がなければ1本の線として扱う言葉なわけですね。

なので、この投稿者は「辺の長さ」という風に見て、一辺が8cmの正方形だという風に勘違いをしてしまったのだと考えられます。

ただ、辺というのは単体では1本ですが、例えば「3つの辺」のように辺の前に数が分かるような数詞が入れば、1本という意味がなくなり複数の線を指すようになります。

では「周りの」という言葉が「3つの」とイコールになるのかと言われれば、単純に考えればならないわけですよね。なぜなら「周り」が何の周りかが示されていないので、決まった数と判断ができない。だから「周りの辺」という表現のままだと、「辺」を複数の線として見ることができない状態なわけです。

しかし、きちんと解くことができた人は、周りの辺というものがどこに当たるのかというものを理解しています。それは何の周りなのかが分かるからです。

ここまで読んでいる人であればもうわかると思います。「何の」の部分は、後ろの方にいる「正方形」という言葉になるわけですね。

つまり「正方形の周りの辺の長さ」というふうに補って読むことによって、辺というものが正方形の周りの4つの辺の長さであるということが分かるため、私たちは2cm×2cmの正方形だという風に理解をすることができたわけですね。

つまり、この問題を分かりづらくしてしまっている要因というのは、「正方形の」という「周りの」を修飾する言葉が、問題文にするにあたり一番後ろにいってしまったことによって、理解しづらい文章になってしまったという風に考えられます。

本来の問題文は「正方形の周りの辺の長さが8cmとなる図形を描きなさい」となるはずです。

まとめ

皆さんはこの投稿を見て、瞬時に2×2の正方形だという風に理解できた人が多いとは思いますが、なぜこれが「一辺が8cm」と勘違いされやすいのかというのを言語化することができたでしょうか。

こういった日本語の問題は、「違和感はあるが理解はできる。だけど、なぜ違和感があるのかを言語化することはできない」みたいなものがなかなかよくあることなのではないでしょうか。

そこをしっかりと、自分の中で言語化する。この作業とプロセスこそが、思考の解像度を高める上で非常に重要なのだと感じます。

皆さんも日常の中の「小さな違和感」を見つけたら、ぜひ言語化に挑戦してみてくださいね!

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